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March 28, 2012 R100RS レーサーレプリカ(Fu様))

ステップとエンジン

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Fu様R100RSフルカスタム、ワンオフステップのアルマイト等が終了したので組み付けて完成。黒もいいですね〜。

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見えないところもカッコよく。センタースタンドストッパー製作。

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次はエンジン腰上。ピストンはハイコンプのスペシャルに。左が純正、右が今回組み込むものです。

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ガンコートしたシリンダーに組み付け。

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ヘッドはバルブガイド製作打ち替え、シートカット、バルブ研磨、バルブフェイス修正、セット長合わせ、燃焼室研磨等で完璧でございます。

March 26, 2012 パーツ&コンプリート製作

キャッチタンクとメーターパネル

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T様Basic-R、ワンオフパーツ製作です。写真はオイルキャッチタンク兼バッテリーホルダー製作中。

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こんな感じで完成。バッテリーはショーライで、かなり小型軽量に。

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メーターパネル製作。スピードメーターがデジタル表示されるスタックタコメータを装着するので、メーターは一つ。1個製作し、少し気に入らない部分があったので手直しして作り直し、

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2個目でOK。

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メーター後ろ側にフタを、というオーダーのため、この丸棒から後ろカップを削り出します。

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サクサク〜。

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カップ完成。こんど子供用コップでも作ってみようか?

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カップはこんな感じでメーター後ろをカバーします。あとはパネルをアルマイト後配線してOKです。

トライアンフのバックステップ2

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トライアンフのバックステップ製作その2です。試作でOKだったペダルのホンチャンを切り出し。肉厚で剛性タップリ。

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こんな感じでペダル切り出しOK。表面をキズ付けないように、カットや穴開け、曲げの方法や順番など、自分なりのノウハウがいろいろあります。

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ペダルピボットのベアリングが入るところを製作。ベアリング2個入り。

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それをペダルに溶接。もちろんベアリングは一旦外してから溶接です。それぞれ苦労して作った部品同士の溶接、しかもアルミ、は緊張します。

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仮組して各部チェック、ちょっと気に入らない部分があったので左右プレート作り直し。

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可倒式ステップバーにし、ペダルバーを作り、チェンジロッド(ターンバックル)を削り出して完成です。シフトタッチ、カチカチっとGood! キックも国産車のアーム部を流用し、邪魔にならず使いやすいように改造。

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もっかい全部ばらして、アルマイトとメッキ。構成部品多いですが、このほとんどを製作&加工しております。

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アルマイト&黒メッキ完了でOKです!

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March 15, 2012 メンテ&修理&小カスタム

トライアンフのバックステップ

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トライアンフのバックステップ製作です。年式は良くわからないのですが、T140のオイルインフレームにT120のエンジンが載っています。当店の走行会にも一度いらしていただいた方。LOC参戦の予定だそうで、浜松からわざわざ車両をお持ち込みになりました。グラッドストーン日栄さんありがとうございます。

まずは右側から。こちらにはシフトとキックがあり、なかなか難易度が高いです。ステップバーは可倒式に、キックは作り替えなければならないでしょう。

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とりあえずポジションから。シフト等はあとから考えましょう。いいポジションになるようステップバーの位置を決め、プレート製作。

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シフトペダル考察。キックに干渉せず、シフトタッチも良く、ストロークも丁度良く、カッコもいい。いろんな要素を考慮しつつ決定。

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試作。いい感じになりました。あとは材料が来たら素材を適したものに変更して作り直し、ペダルピボットにベアリングを仕込み、ステップバーを可倒式にし、キックを足に当たらないよう作り直して、ロッドを仕上げて、アルマイトすれば完成です。まだいろいろあるな〜(汗)。

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次は左側。こちらはドラブブレーキのロッドがあるので、そのへんも考慮しなければなりません。これに比べるとディスクはラクだな〜。

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右に合わせてステップ位置を決め、あとはブレーキペダル等を考慮してステッププレート製作。

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こんな感じ。

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ペダルも製作。最初は純正ペダルを加工しようと途中まで作ったのですが、結局まるごとペダルは製作。ロッドを引くのでこちらは鉄です。調整式のペダルストッパー(ペダル高さを無段階に調整可能)、ボブニュービー(クラッチ)に足が当たらないようにガードも一応つけときました。あとはアルマイトとメッキ等でコチラ側はOKです。なかなか大変でしたが、いいポジションで操作性も純正よりGoodです。

March 12, 2012 R100RS レーサーレプリカ(Fu様))

ステップ製作(左)

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引き続きFu様フルカスタム、左側ステップを製作です。例によって型紙から。

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アルミ板(ジュラルミン)から切り出し。

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コンターでカットすると切断面はこのような感じ。

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それを、このように仕上げます。全てのパーツの断面は、このような仕上げにしております。

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左側ステッププレート兼ヒールガード兼マフラーステー完成。

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ペダル側リンケージ、ミッション側リンケージ、リンクロッド等を製作し、完成です。もちろんシフトタッチやストロークにも配慮した設計となります。

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全てばらしてアルマイト行きです。ステップパーツは構成部品が多く製作に手間がかかります。写真のパーツのほとんどを製作しております。

March 11, 2012 R100RS レーサーレプリカ(Fu様))

ステップ製作

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Fu様フルカスタム、ステップ製作です。毎回同じように見えても、オーナーさんの用途やご希望、製作のしやすさや改善等で少しずつ仕様が変わっておりますので、毎度設計、ワンオフ製作です。

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型紙でポジションの数値や、もろもろの確認を。

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ステッププレート切り出し。けがき線の外周、髪の毛1本分を残してカットするのがきれいに仕上げるコツ。

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切断面はこのように仕上げ。手作りですがマシニングで作ったかのような仕上げを目指します。

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ピロとペダルをつなぐカラー、マスターを押すロッドを削り出し。ロッドはテーパー形状でマスターと繋がる部分はボール形状に削り出します。

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ヒールガード製作。マスタータンク固定ステー製作。こちら側はヒールガードがないと、コーナリングフォームをとった時にかかとがリアサスに当り、そのままコーナリング中にショックが沈み込むとブーツのカカトがスプリングに挟まれます。筑波で実証済み。

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調整式のペダルストッパー等を製作し右側完成です。ご希望により黒アルマイトで仕上げます。

March 10, 2012 R100RS レーサーレプリカ(Fu様))

Fu様R100RS棟上げ

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Fu様R100RS(R80レーサーレプリカ公道仕様)の組み立てです。まずはエンジン。加工&ブラスト済みのケースに腰下を組んでいきます。タイミングチェーン、テンショナーは新品に。

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念のためオイルクーラーのサーモもチェック。

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腰下完成です。

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次はミッション組み立てです。ベアリング類、シール類は全て新品にしてOH。

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よく折れるシフターのスプリングも新品交換。当店でミッションOHの際は必ず交換です。

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シム調整して、フタを閉めればOK。ミッションケースはガンコート済み。

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パウダーコーティング済みのフレームにエンジン&ミッションを載せて、立ち上がりました。

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次はスイングアームにベアリングを入れて、

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ファイナルも組んで、車体に組み付け。

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加工してパウダーコーティングしたホイールにタイヤを組み付け、ブレーキ回りも組んでリア回りが大体完了。リアショックは当然オーリンズ。

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ステアリングステムを製作。写真はネジ切り後にリングナットで確認中。

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ステム回りOK。ハンドルロックも使用可能です。トップブリッジはアルミ削り出し。

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オーリンズのフォークが付きました。中身はツルシのままではなく、仕様変更します。

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ホイール、ベアリング、タイヤ、ディスク、キャリパー取付け。ワンオフキャリパーサポートに付くのはブレンボレーシングです。

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雨なので、集中して作業が進みました♪

エアプレーンキャップ化

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ご依頼によりマーニのタンク2つ、あとは先日幅詰めしたアンバサダーレーサーのタンクのキャップを加工します。すべてエアプレーンタイプを取付け。写真は各フランジを分厚い鉄板から大まかに切り出したところです。

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切り出した材料を旋盤にて削り出し。

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3つ分のフランジの削り出しが完了。

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穴開けしてタップをたてます。ネジ部からガソリンが漏れないよう止まり穴にしております。実は一個タップを折りまして(涙)、作り直しています。ほとんど失敗しないんですけどね・・・。

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タンク側をフランジに合わせて穴開け加工。

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こうなります。

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溶接。

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ご希望の位置にブリーザー取付け。この方法にしてブリーザー部に一部屋設けると、ガソリンがタプタプしてもここからピューピューガソリンが出てきません。ただの穴のタイプの人は分かると思いますが、タンク外した時に中のガソリンがタプタプなると、ブリーザーからピューピューガソリンが出てきますよね。こうするとそれがありません。ということは走行中も出にくいのです。手間はかかりますが・・。

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こちらは幅詰めしたアンバサダータンク。一番小さいニュートンを付けます。

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ノーマルとの比較。かなりスリムになりました。これでセパハンに出来ます。

March 9, 2012 メンテ&修理&小カスタム

スポーク化

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お持ち込みのR100T、スポークホイール化です。こちらの車両はもともとリアがドラムですので、比較的簡単にスポーク化が可能です。

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大分はしょってますが、前後ハブは中古品をブラストしOH、スポークはステンレスに、リムはエキセルH型を製作しました。写真はホイール組みが終了しベアリングのシム調整中。

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フロントフォークOHです。オイルはこうして抜くとラクですね。

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こちらのフォークは、無料診断で見つけた不具合があり、センタースタンドをかけたり段差を降りるとコツンと音が出ております。2本サスタイプは伸びきりのブッシュが劣化で消失することがありますね。予想通りなくなっておりましたので組み付け。内部洗浄、消耗品交換により異音は完治します。

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リアショックも純正品がスタックしておりましたので、オーリンズに交換。2本サス純正リアショックは、ダメになるとブヨブヨにはならず、沈み込んで戻らなくなり固まります。ほぼリジッドになってしまい乗り心地が悪いばかりかハンドルが振られたりして危険です。オーリンズでしたら何度でもOH可能で仕様変更も可能、結果安いですね。

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その他整備、調整をおこない完成です。スポークホイールもいい雰囲気です。

T様Basic-R

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T様ご注文のスペシャルなBasic-R、モギーの入念な整備と基本的なBasic-R化がほぼ終了し、ワンオフ物製作のためナカジマにバトンタッチです。

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ご希望によりスタックのST700フルキットを取付けます。油圧計のセンサーをBMWに付けるためにアダプター製作。

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油温計センサーもドレンを加工しOK。次はメーターパネルやキャッチタンク、バッテリーホルダー等を製作します。今しばらくお待ちください!

March 8, 2012 R100RS レーサーレプリカ(Fu様))

Fu様R100RSフルカスタム

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Fu様オーダー、R80レーサーナカジマ号の公道仕様を製作中です。フレームは加工終了しパウダーコーティングに。写真はクランクケース上カット等加工。

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リア回りの製作。リアディスク流用のため加工。

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ファイナルケース加工、キャリパーサポート製作等完了。

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仮組みして各クリアランスチェック、OKです。

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ミッションももちろん分解しオーバーホール。ケースはブラスト後ガンコート。

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クランクケースのブラストが終了。マスキングに時間が取られます。バイト募集中!

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各ケースのガンコートも完了。すべて洗浄しブラスト粉を完全に取り除きます。エンジン分解せずブラストする人いますが、どうがんばってマスキングしても内部に入り込みますので、当店ではブラストは完全分解時以外、行いません。

さて、フレームのパウダーコーティングも完了しましたので、いよいよ組み立てです。

March 2, 2012 パーツ&コンプリート製作 パーツ&コンプリート製作

パワーチェック&ワンオフマフラー

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ワンオフ2本出しマフラーを装着しパワーチェックしました。

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遠方のお客様で、モノサスR80にジーベンロック1000cc化、336カム、FCRとチューンしたけれど思ったほどパワーが出ない、とのことでご依頼。マフラーがノーマルだったので、これでは糞詰まりでパワー出ません、当店の2in1にしましょう、とご提案。しかし、デザイン的にどうしてもR75/5の葉巻型で2本出しがご希望とのことで、「クラシカルな見た目でパワーを出す」を目標にワンオフ製作。

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エキパイは管径、連結パイプの位置や太さ等をパワーが出るよう設計しワンオフ。このあたりは今までのチューニングノウハウのフィードバックです。サイレンサーは当店スリップオンをベースに/5風葉巻型のエンドキャップを製作です。こちらのエンドキャップは型を作りましたので、ご希望の方は別途製作可能です。


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ダイノマシンにてノーマルマフラーとワンオフ2本出しを付け替えて比較。グラフの緑色のカーブがワンオフ2本出しです。パワーは10.05psアップ、トルクは1.07kgmアップ!  全域に渡ってノーマルに上乗せとなりました。10ps変わると、かなり体感して速いです。数値的には後輪68.96psで、駆動系ロスを考えるとクランク軸で約80psでしょうか。カタログデータでR80は50bhp(psとbhpは大体同じ)ですから、チューン前のノーマルから比べると約30psアップ(60%アップ)となります。まったくの別物になりますね〜。グラフの若干の谷はカム特性でしょう。体感しない程度で、問題なしですね。

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参考までに、同条件にて当店商品の2in1フルエキ(click!)にも交換して測定。こちらは15.5psアップ、トルクは1.57kgmアップ! こちらの車両のようにエンジン内部までいじらなくても、FCRと当店2in1フルエキ装着だけでも激変し、とても速く楽しくなります。ちなみに宣伝ですが、フルエキは残り3本となります〜。

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