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February 22, 2009 BMW R51/3 OH記

ミッションOH


R51/3のミッションオーバーホールです。キックが空回りしてしまうという症状です。


ミュンヘナーのミッションは1955年以降に大幅に改善され、スラッシュシリーズに近くなっているのですが、このモデルはほぼ戦前の設計です。さすがにこのタイプをOHするのは初めてです。


さすが戦前設計だけあって、各部、後に改善されるのがよくわかる設計です。


キックの空回りはこの小指の先ほどの小さい部品の破損が原因でした。写真の部品はもとは1つのもの。金属疲労により割れたものと思います。以降のミッションのキック機構はこのような構造ではなく、物理的に壊れにくい設計です。ですのでこの時代のモデルは、撫でるようなやさしいキック、シフトチェンジが必要です。

September 15, 2008 BMW R51/3 OH記

R51/3


ここ連日、旧タイプをやってます。今日は昨年納車させていただいたR51/3のY様がヘッドやキャブ回りの調整でご来店。高速では130km/hオーバーで巡航可能だそうで、60年近く前のモデルとは思えない性能! ピカピカでない使い込まれた風情が、とてもいい雰囲気の一台です。先日のA様の69といい、旧タイプも走ってナンボですね!

May 21, 2007 BMW R51/3 OH記

納車


R51/3納車となりました。オーナーY様のご自宅まで、お宅拝見&お食事会がてら葉山まで。


ガレージにて納車説明させていただきました。海を見下ろす最高のロケーションで、ここに収まるR51は幸せものですね! ごちそうさまでした。今度は花火大会の時期に伺います~(笑)

May 19, 2007 BMW R51/3 OH記

R51/3終了しました。


長期に渡り少しずつ作業を進めてきたR51/3ですが、車検登録も終了し、最終試乗チェック&調整が完了いたしました。週明けに納車となります。オーナーY様の「ゆっくりやっていいよ~」とのお言葉に甘え、時間をかけさせていただきました。そのかいあって、大変好調なバイクに仕上がりました。1950年代のバイクとは思えないほどよく走る良いバイクです。きっちり組み直せば現代にも通用するクオリティを備えているところがBMWの良さですね。

May 1, 2007 BMW R51/3 OH記

R51/3の仕上げ

車検取得し、登録も終了してついにナンバーが付いたR51/3。最後の仕上作業です。


超古典的なフロントフォーク(R51/3はテレスコピックの原型のようなフォーク)をOHし、ステムベアリングもチェック&グリスアップ。タイヤも前後新品に。キャブの最終調整をしてちょっと長めの試乗をしてOKです。前後サスがあまり動かない意外は1950年式のバイクとは思えないほど乗りやすく、しかもけっこう速いバイクに仕上がりました。あとは納車を待つばかりです。お待たせいたしました!

April 4, 2007 BMW R51/3 OH記

R51/3

Y様のR51/3、灯火類等も車検対応となり、明日車検です。シトシトとアイドリングする様は、ミュンヘナーの醍醐味。車検が通れば、実走テスト後に納車となります。

January 11, 2007 BMW R51/3 OH記

キャブボディ

R51/3のキャブボディを交換します。
50年前のキャブなので、鋳物がグズグズ。

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ネジ山もダメなところがあるし、精度も悪いし、
このままでも走れない事はないけれど中古で程度のよいボディが見つかったので交換です。
年式違いのため、スロットルバルブやフロート回りも交換。

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スイッチも接点不良等があるので、交換。
ハーネスも改造されている部分があったり不安箇所があるので、引き直すことにしました。

January 6, 2007 BMW R51/3 OH記

最初の仕事は

今日から仕事初めです。
本年はR51/3の仕上げから。
オーナー様のガレージ計画に合わせてゆっくり進行中ですが、
そろそろ完成です。

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点火系は対策の為、
12V化及びダイナコイル、
対策ポイント仕様。
フレーム無加工でダイナコイルを取り付けられるステーも製作。
アクセルワイヤーも製作しました。

September 21, 2006 BMW R51/3 OH記

始動!

始動しました~。
もちろん好調! イエス!
静かないいエンジンに仕上がりました。
まあ、ここまでやれば当然だけどね・・・。

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September 17, 2006 BMW R51/3 OH記

再開

しばらく作業が止まっていたR51/3のオーバーホールですがいよいよ再開です。

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作業が止まっていたのは、これを待っていたのです。
スモールエンドブッシュを新品に打ち変えたのですが、
新品のピストンピンに合わせて内径を合わせる必要があります。
そのための工具の入荷待ちだったのです。(メーカー欠品だったので時間かかった~)
51は69等ともサイズが違うため、手持ちでは不可能でした。

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それが終われば組むのはすぐです。
エンジン終了したら点火系をやってエンジン始動はもうすぐです。

July 26, 2006 BMW R51/3 OH記

組み立ての前に

R51/3のエンジンの続きです。

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シリンダーを組む前に、オカメ内を。
対策ポイント台&ポイント、
12ボルト発電機一式を新品組込み。
コイルはダイナに変更します。

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オイルパンを外し、洗浄。長年の垢が蓄積されていました。新品ガスケットで組込み。

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キャブも完全分解後、洗浄。
シール&ガスケットもすべて交換です。

July 23, 2006 BMW R51/3 OH記

R51/3エンジン

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内燃機加工が終了し、その他の部品も揃ったので、いよいよエンジンを組み始めます。さすがに年式が古いため、パーツ入荷やバルブ回りパーツの本国オーダー、流用パーツ探し等時間がかかってしまっています。

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オーバーサイズピストンに入れ替えるため、それに合わせてシリンダーはボーリング済。
フィンが一カ所欠けているので、これをまずは修理。

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はいOK。

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塗装して仕上げ終了です。
この時代のシリンダーは鉄なので、
黒ペイント仕上げとなります。

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スモールエンドブッシュとピストンピンのガタが規定値以上なので、ブッシュ入れ替えです。
このあたりを無視すると、完調なエンジンにはなりませんのでご注意。

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バルブ自体は、ステムの痩せ、バルブフェイスの反り等で、再利用不可。
流用できるトヨタとニッサンの車用バルブを探し出し加工しました。もちろんシートカット、ステムガイドも交換です。これでヘッドは完璧。
ほぼ下準備が整ったので、週明けに組み立てとなります。

April 28, 2006 BMW R51/3 OH記

エンジンOH

本国オーダーとなっていたR51/3のオーバーサイズピストンが入荷したので、
内燃機加工に出す準備を。
各部を洗浄、測定。
ヘッドももちろん分解。
バルブガイドには本来無いはずのシールが組み付けれていました。
前オーナーはオイル下がりに悩んでいたのでしょうか?
これも本来の形にリセットします。
バルブ自体の程度は良好なので、バルブフェイス修正でOK。
あとはシートカット、ガイド打ち変え、
シリンダーボーリング、ホーニングで腰上はOKです。

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March 12, 2006 BMW R51/3 OH記

R51/3オーバーホール

R51のオーバーホールを進めます。
エンジンをバラして、必要パーツをリストアップ。
ピストンは、何用かわからないものが流用されていました。
これはもちろん純正のオーバーサイズを組み直します。
スモールエンドブッシュも少々荒れていたので、これも交換。
ヘッドはもちろんフルコースでオーバーホールです。
電装系はこれも国産車の発電機が組まれていたので、
BMW用リプロパーツで12ボルト化。
ポイントも対策部品を使い、コイルはダイナを組みます。
ピストンがバックオーダーとなってしまったので、一旦休止です。

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January 25, 2006 BMW R51/3 OH記

R51/3

R51/3の新しいオーナー様が決定しました。

いい人に買われてよかった〜。ありがとうございました。

OH、ばっちり仕上げますので、お待ちください!

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December 2, 2005 BMW R51/3 OH記

俺が欲しい

新入荷! 1953年 R51/3です〜! 仕入れちゃいました。

憧れのBMW! 

テレスコ&プランジャーサス、R50や69等の戦後タイプのボクサーで信頼性も高い、

といういいとこ取りのいけてるやつ。

戦前モデルのカッコよさと、戦後モデルの信頼性の高さが同居する、ナイスなモデル。

うーん、いいね! ペイントはオリジナルのようで、状態はかなりいい感じ。
俺が欲しい!
というわけで、エンジンオーバーホール、電装系リビルト、足回りオーバーホール、

点火系対策、その他、足で使えるように機関を仕上げてお出しします。

価格やご予約はお気軽にお問い合わせください。

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