May 12, 2010 R100Sカスタム(Sa様)
R100S
少し前に納車させていただいたSa様のR100S、撮影後アップしていなかったので、カスタムファイルに掲載いたしました。大変気持ちよく走る車両に仕上ったと思います。詳しくはこちら!
少し前に納車させていただいたSa様のR100S、撮影後アップしていなかったので、カスタムファイルに掲載いたしました。大変気持ちよく走る車両に仕上ったと思います。詳しくはこちら!
Sa様R100S、足回りの組み付けです。長年乗られていなかった車両ですので、ゴム類も交換です。シャフトブーツ交換、スイングアームピボットベアリング分解チェック、グリスアップ、クラッチレリーズシール交換、そして各部清掃。オイルに泥やホコリが堆積して、各部が岩のように固着しているのを清掃。これが大変。カスタムする前にきちんと各部整備、これがちゃんと走るカスタムバイク製作には必要と思います。
リア回り完成。ショックはオーリンズです。リムとタイヤはワンサイズアップ。
次はフロント回り。ご覧のように長年の保管により、インナーチューブは大変錆びていました。
サーキット走行をも視野に入れているSa様は、フォーク変更、フロントブレーキ等各部ポテンシャルアップを図ります。基本的には僕のR90/6の仕様に準じており、スラッシュで筑波10秒台までいけるノウハウが詰まっています。ノーマルフォークはリーディングアクスルですから、アクスル位置が後ろに下がりますが、ステムオフセットを適正値にすることで安定したハンドリングを得ることができます。これを、「キャスターが立つ」とか「ホイールベースが短くなる」とかで危ない、と勘違いされている方もいますが、それは大きな間違い。さて、次はブレーキ回りとエンジン!