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March 15, 2012 メンテ&修理&小カスタム

トライアンフのバックステップ

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トライアンフのバックステップ製作です。年式は良くわからないのですが、T140のオイルインフレームにT120のエンジンが載っています。当店の走行会にも一度いらしていただいた方。LOC参戦の予定だそうで、浜松からわざわざ車両をお持ち込みになりました。グラッドストーン日栄さんありがとうございます。

まずは右側から。こちらにはシフトとキックがあり、なかなか難易度が高いです。ステップバーは可倒式に、キックは作り替えなければならないでしょう。

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とりあえずポジションから。シフト等はあとから考えましょう。いいポジションになるようステップバーの位置を決め、プレート製作。

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シフトペダル考察。キックに干渉せず、シフトタッチも良く、ストロークも丁度良く、カッコもいい。いろんな要素を考慮しつつ決定。

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試作。いい感じになりました。あとは材料が来たら素材を適したものに変更して作り直し、ペダルピボットにベアリングを仕込み、ステップバーを可倒式にし、キックを足に当たらないよう作り直して、ロッドを仕上げて、アルマイトすれば完成です。まだいろいろあるな〜(汗)。

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次は左側。こちらはドラブブレーキのロッドがあるので、そのへんも考慮しなければなりません。これに比べるとディスクはラクだな〜。

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右に合わせてステップ位置を決め、あとはブレーキペダル等を考慮してステッププレート製作。

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こんな感じ。

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ペダルも製作。最初は純正ペダルを加工しようと途中まで作ったのですが、結局まるごとペダルは製作。ロッドを引くのでこちらは鉄です。調整式のペダルストッパー(ペダル高さを無段階に調整可能)、ボブニュービー(クラッチ)に足が当たらないようにガードも一応つけときました。あとはアルマイトとメッキ等でコチラ側はOKです。なかなか大変でしたが、いいポジションで操作性も純正よりGoodです。

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コメント

素晴らしい一品物ですね!
シフトレバー(右チェンジ!)の肉抜き、プレートの六角ボルト頭部逃げの段付き加工、そうして形状にシビレます。

ツィッターに書き込めなかった(書き方がわからなかった)ので、ここに書きます。 ツィッターにこまごま書くのやめようかな…なんてつぶやかれていましたが、私なんか読むのが楽しみですよ。 このブログもすごく楽しみに読ませてもらっています。 横浜在住なので、たまにしかお店は行けませんが、頑張ってください。

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