August 23, 2008 DB1のモディファイ
DB1完成
カラーリングは純正のグラフィックにてブラックメタリック×アイボリー基調へリペイント。ペインター氏の努力のかいあって、美しく仕上がりました。
テールランプは純正のハウジングをFRP整形によりフラットに埋め、新規製作したテールランプ&ナンバーステーによりマウント。
レーサーを模してワンオフされたマフラーに合わせ、アンダーカウルはエキパイからサイレンサーに沿って膨らませる加工を。これもレーサーのディテール。
本来アッパーカウルのスクリーン横に付くミラーは、その重量でカウルにクラックが入るそうです。ですのでアッパーカウルのミラー穴は埋め、ミラー自体はこのようにカウルマウントボルトからステーを製作してマウント。
タンクキャップはエアプレーンタイプへ。外装の下のインナータンクは、
キャブへのアクセスを容易にすることや、ステム直後に風を遮るように置かれるバッテリー位置を変更するため、このようにアルミで新造しました。左右の油面をバランスさせる配管方法や負圧コック化、燃料警告等、オーナー様の知識とアイデアでかなり凝ったシステムとなりました。写真の配線等はまだ作業中のものです。FCRキャブは前後ともインマニを製作し取付け。
コックはリザーブとの切り替え時のみ操作すればOK。そしてその位置も純正よりもアクセスしやすい場所へ。DB1は初めていじる車両ですが、オーナー様の今までの経験と知識をもとに、大変素晴らしいバイクへアップグレードできたのではないかと思います。しかし、コンパクトで軽くて速いし、とても乗りやすいバイク(特にこちらの車両は)ですね! MAX10レースではドゥカのF1系やDB1、ベルトのSS系がライバルなのですが、いつも戦っている相手はみんなこんな感じなのでしょうか? ちょっとうらやましい・・・(笑)。