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RECENT COMMENTS
April 27, 2006 011-車いじりの日記
ナンバー
車検も取れたことだし、ジュリアのバンパーを外すことに。
あこがれのバンパーレスジュリア。軽量化もできるし。
最近早起きして出勤前にごそごそやってます。
さて、バンパーレスにすると、フロントのナンバーステーが無くなってしまうので、
営業終了後、サクッとこれを製作。
アルミ板を切り出して、ステーを溶接。
で、バンパー取付け穴を使ってこのように取付け。
自分好みの位置、角度になるよう製作しました。
こんな感じ。うーん、自己満足。
リアも外してスッキリ。
リアはバンパー外すとナンバー灯がなくなってしまう。
これも作らなきゃね。(ナンバー灯無しは違法)
キャレロとかが本当はいいけど、
今回はバイク用を流用して製作する予定。
こうなってくると、車高が気になる・・・。
R60/5
広島A様ご依頼のR60/5オーバーホール&カスタムを開始しました。
海外から入って来たベース車を、広島から発送してもらいリトモに届きました。
車両はいろいろ欠品が多いベース車。
これをエンジン等オーバーホール、電装系リビルト等のフルメンテナンスを行ない、同時にオーナー様のご希望のカスタムを施します。
なにはともあれ、機関から先に着手します。
エンジンを開けていくと、60のはずなのに、なぜかピストンが大きい。
計測すると、75のピストンが入っていました。
ヘッドもバルブを測定すると75のもの。
ボアアップ&ヘッド交換されていたようです。
60なのにビング負圧用インマニだな〜、とは思っていたのですが、やっぱり。
ピストンクリアランスはかなり大きく、バルブガイドももうダメでしたので、腰上はフルOHです。クランク、コンロッドはOK。
パーツ手配を行ない、パーツ入荷&内燃機加工が終わったら再開します。
April 26, 2006 001-レース活動 サーキット関係
69エンジン分解
佐藤社長の証言によると、どうやらシフトダウンでオーバーレブしてしまった模様。
もしそうだとしたら、バルブサージングでピストンにバルブがヒット、
圧縮がなくなったという予想のもとにエンジンを分解します。
やっぱり。
熱くなり過ぎですよ〜、
様子見でゆっくり走るって言ってたじゃないですか〜(笑)。
ピストンにバルブが当たった痕跡がクッキリ。
プッシュロッドも曲がってます。
曲がったバルブ。
こいつが曲がったおかげで、バルブが閉まらず、
圧縮がなくなったというわけです。
傘の部分もこんな感じでグニャリ。
一応シリンダーも外して中をチェックしていると、
クランクケース内に多量の破片が・・・。
なんだろうと思っていろいろチェック。
一応バルブリフターも外してみると、
リフター粉々。こんなになるんだ〜。
シフトダウン→オーバーレブ→サージング(バルブが追従しない)→ピストンとバルブがヒット→その衝撃でプッシュロッドが曲がりながらリフターを粉砕
というのが今回の原因。
加速中に回し過ぎてしまっても、サージングすればそれ以上回らないので気がつくのですが、
シフトダウンは無理矢理エンジンを回してしまうのでダメージが大きくなってしまうのです。
でもシリンダーとかピストンは大丈夫だし、
クランクが死亡、とかでもなかったので、まあまあ軽傷。
これなら部品入荷し次第、修理できますね〜。よかったよかった!
April 24, 2006 011-車いじりの日記
アルファダンス
気候も良くなってきたのでいよいよ車検を取ることに。
灯火類の修理等車検取得に必要な整備を一通りこなして陸運局へ。
陸運局のラインに並び、まずは灯火類のチェック。
・・・と、ヘッドライトが付かない! 事前のチェックではOKだったのに・・・。
ライトが付かないと、スピードメーター検査もできないし(40キロでパッシングするから)。
陸運局の駐車場で店を広げて、ライト回りを分解し、配線を修理してなんとかOK。
無事ラインへ入るも、次は光軸検査でNG。
駐車場に戻り、壁に向かってライトをつけて、光軸調整。
・・・、サビで調整ネジが回らない・・・。
なんだかんだゴリゴリやって、夕方ギリギリにやっと車検通過。
これで2年乗れる〜!
というわけで、無事車検取得できたので、入手後初めてしっかり走らせることに。
夜の中央道、首都高、湾岸をガンガン走らせてきました。
で、いろいろ問題点が。
1,キャブセッティング
→2000回転からの回転落ちが悪い。ブレーキをポンピングしていると落ちてくるので、バキュームホース回りの2次エア? 一応同調はとったのだが・・。
2,足回り
→よれよれ。かなりのペースでコーナ−に入って、旋回Gがギューっと掛かっている時にギャップに乗ると横に吹っ飛ぶ。ダンパーのダンピング不足&足回りブッシュの劣化と思われる。又、よく言われるジュリアの「アルファダンス」初体験。リアサスペンション構造上、リア横に揺れる挙動が出るのですが、これがアルファダンス。でも、市街地の不整路面ですらダンシングするのは、多分正常じゃないでしょう。直進安定性も問題あり。ブッシュ交換&ダンパー&スプリングは早急に変えたいところ。
3,異音
→パーシャルでフロアから異音。ほんと、正確なパーシャル時だけ。センターベアリングかデフ? これはやだな〜。
4,その他
→ワイパーが全然役に立たないとか、雨漏りとか、ホーン鳴らないとか、まあコマゴマしたところ。これは少しずつ。
とまあ、いろいろ問題は発覚したけど、でも高校時代からあこがれていたジュリアで走る夜は、最高でした。エンジンは超キモチーし、前から突き出た長いシフトノブをダブルクラッチ使って操作する感じは、「GTロマン」世代には最高の気分。
車検もとったし、ガンガン乗りつつ自分好みに育てて行くぞ〜!
April 20, 2006 001-レース活動 サーキット関係
ノートンのマフラー
テリーさんのノートンコマンドコンバットレーサー。
エンジンチューンが進んで、今までのエキパイでは役不足。
で、新規でエキパイ製作することになりました。
これが今までのエキパイ。
アフターマーケット製のアップタイプエキパイを加工して使っていました。
これが細い! 35mmしかなく、しかも曲げ部分はもっと細くなっています。
一回り太いステンで製作開始。
ノートンのアキレス腱であるエキパイフランジは使わず、スプリング固定式に変更。
こんな感じで進んでいきます。
アップタイプ、そしてアイソラスティック(ラバーマウント)でエンジンが動くため、クリアランスは厳しいです。
手に持っているのが今までのエキパイ。
太さの差歴然。
チューニングエンジンにとっては容量不足でしょう。
これでタイムアップですね〜。
April 16, 2006 008-イベント関係
2006年,豚ツー!
豚ツー、行ってまいりました。
ほぼ雨、との予報をよそに、当日は集合時間から雨があがり、
現地到着時には晴れ! ナイス!
雨の確立が高かったため、集合場所を奥多摩から談合坂SAに変更。
でも、雨、もうあがってましたね〜。
総勢約40名!
早朝から仕込み班が豚を5時間焼いてくれています。
すごい迫力に皆さん釘付け。
米山精肉店社長の豚解体ショー。
みんなかぶりつきで写真、写メ。
これはプロでないとできない仕事ですね〜。
というわけで、お疲れさまでした〜。
泊まり班、高速で帰宅班、奥多摩班に分かれて帰りました。
くわしくは後日アップのイベントレポートで。
ちなみにボクサージャーナルのイベント取材も入ってましたので、こちらもお楽しみに!
April 14, 2006 プライベート&staff
スタッフMy Bike Day
給料日後の最初の金曜は、毎月1回だけのスタッフMy Bike Day。
スタッフ自らバイクを思いっきり楽しんでないとダメ、というコンセプトのもと、月1回は営業時間中でも自分のバイクを整備していいことになっています。
さて、俺はR90/6のキャブ交換。
今までのCRから、最終兵器FCR41φへ交換!
テルはRSのフォークOH。
ついでにブレンボ4podとラジポン、オリジナルキャリパーサポートも組み付けます。
横田は豚ツーに備え、チューンドベスパのセッティング。
一人、下道で行く予定。
矢野は、納期迫るbasic-Rの整備を。
夕方からは自分のSRをいじっていた様子。
自分のバイクをいじって勉強することで得られるものは大きいのです。
お待たせしているお客様には恐縮ですが、ぜひご理解ください!
ルマン1000NEW CUSTOM!
天野さんのルマン1000カスタム、完成しました〜!
早速いつもの場所で撮影してきました。
ちなみにこれが作業前の状態。
これがノーマルメーター回り。
車のようなメーター回りをシンプルに。
いい感じに仕上がりました〜!
詳しくは
こちらをご覧ください!
April 11, 2006 010-雑誌・執筆・メディア関係
取材
MOTO NAVIさんの取材がありました。
ちょっと古いバイクの特集で、カラー1Pでリトモを紹介していただけることに。
発売は4/26だそうです。お楽しみに!
R100RT
野口さんのR100RTに
エンデュララストを取付け。
カーステにi-podを繋いで、カップルでツーリング!
RTの正しい使い方です(笑)。いいですね〜。
カーステ使っても、エンデュラならバッチリですね!
ありがとうございました。
April 7, 2006 010-雑誌・執筆・メディア関係
V50納車&企画打ち合わせ
仕上がったV50カスタムの納車&この車両を使った雑誌企画の打ち合わせを。
実はこのバイク、
マックスフリッツ佐藤社長のご依頼により製作したのですが、
せっかく作ったからいろいろ遊ぼう、ということで雑誌企画となりました。
4/28発売の雑誌“
培倶人”から、4回に渡って連載されます。
培倶人の姉妹紙“
ボクサージャーナル”の編集部員で、R65LS乗りの冬木さんが主人公。
この車両を使ってサーキットライセンス取得&レース出場しよう〜、という企画です。
戦闘的なポジションながら、「乗ってみていいですか??」と
チャレンジャーな冬木さん。さすが、スムーズに乗られていました。
冬木さんのインプレはボクサージャーナルの
ブログにて。
車両オーナー佐藤さんも試乗。
そんな大はしゃぎで、ブランドイメージは大丈夫ですか?(笑)
というわけで、培倶人発売をお楽しみに!
R100RSエンジンOH
ミツサダさんのR100RS。
昨日前回りを整備して一旦エンジン始動すると、
異音はだいぶ収まったのですが、それでも本調子ではなく、いやな異音も少々。
又、白煙も吹くのでエンジンを開けます。
ヘッドを開けると、案の定燃焼室にはオイルが。
これが白煙の原因。
走行距離からしてオイル上がり、下がりの両方でしょう。
シリンダー、ピストンを外すと、いやな異音の原因が判明。
これです。
正常なら、コンロッドは手を離すとカタンと下へ落ちます。
でも、これ、バッチリ立ってますね。
ビッグエンドの焼き付きです。
コンロッドを取り外すと、ご覧のような状態。
ビッグエンドが終わってます。
通常はシルバーですが、コーティングが剥がれて銅色に。
メタルが回ってしまい、コンロッド側にもキズが入っています。
オイルパンやオイルクーラー、オイルフィルターを外して
中を清掃します。
オイルパンにはビッグエンドメタルの削れた粉が。
清掃。
シリンダーベースやプッシュロッドチューブあたりからは、
オイルがかなり漏れていたようです。
これと、オイル上がり&下がりでオイル消費が激しく、
オイル切れで焼き付いたようです。
ここもきれいに清掃。
幸いなことに計測の結果クランクはなぜか無事。
分解した時にメタルはクランクにくっ付いていたので、
コンロッドとメタルが回って削れた様子。
だから、幸いクランクはほとんどキズ付かずコンロッド側がダメになっていました。
これがクランク側が削れてしまっていたらクランクを取り出して研磨、アンダーサイズメタルを入れることになり、
かなりの手術費用がかかっていたところです。
今回は程度良好な中古コンロッドに交換し、メタル交換すれば腰下はOK。
ピストンリングは合い口のギャップが過大でオイル上がり確定。
リング交換も新品交換。
バルブガイドにも距離相応(53.000km)のガタがあるのでこれも交換。
フルコースのOHとなりました。
カム
ミツサダさんのRS。
キャブ交換後試乗するとエンジンから異音が。
経験上、音から判断するにカム回りの音。
そのチェックのためフロント側を開腹。
カムホルダーとカムスプロケットのクリアランスが5/100mm規定値より過大。
これが異音の原因の一つ。
せっかくカムを外したので、「ハイカム入れます?」と連絡。
「うっ、じゃ、じゃあお願いします」とのことで(笑)、
336カムを組みます。
ハイコンプの2本サスRS、キャブはTMRなので、ハイカム効果はかなり期待できるのでオススメです。
ハイカムで一番わかりやすいのは、カム山の高さ。
これはノーマルで34.71mm。
これが336カム。高さは35.75mm。
バルブが大きく開き、燃焼室に沢山のガスを入れます。
もちろん違いはこれだけでなく、バルブが開く時間、開き始める角度等も違います。
エンジンから白煙も吹いているので、腰上もバラすことにします。
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