January 31, 2013 メンテ&修理&小カスタム
R100RSカスタム
Fu様R100RSカスタム完成しました。詳しくはこちら↓です。
http://www.ritmo-sereno.com/customfile/archives/2013/01/003551.html
Fu様R100RSカスタム完成しました。詳しくはこちら↓です。
http://www.ritmo-sereno.com/customfile/archives/2013/01/003551.html
Facebookではその都度ご紹介しておりますが、昨年春にアルフェッタ1.8GTを手に入れ、コツコツと少しずつレーシング化を進めております。ガレージ33に入庫した程度抜群のアルフェッタ。ロールケージとバケットシートが組み込まれ、バンパーが外されている状態。フェッタでは奇跡的に、ボディのサビがほどんどない! これをモディファイしてサーキット走ったらいいよね! と33の渡辺さんと千葉君とも盛り上がり、こいつを購入。それが2012年5月。車高がメチャクチャ高い・・・。
6月。7月の走行会を予約して、それに間に合うように作業開始。といっても長期不動車。ガレージ33千葉君の手でまずは基本整備と車検取得。33にあったジュリア用中古コニをお借りし、リアはスプリングカット、フロントはトーションバー組み替えで車高を下げる。ジュリア用ショックのためストロークに難ありでしたが、走行までに時間がないので仕方なし。タイヤは自分で持ってた5年前の中古Sタイヤをノーマルホイールに組み付け。あとはブレーキホースをメッシュに、エアクリーナBOXを外してファンネルに。
リアのみストレートに。他にあと2個タイコがあるので、車検はこれでOKでした。
7月、そんなバタバタ作業で初の筑波サーキット入り。とりあえず安全に走れる、というくらいの仕様。エンジン、ミッション、デフ、点火、キャブ、全てノーマル。LSDなし。足のみ車高ダウン&ノーマルトーションバー&リアスプリングカット&ジュリア用コニレーシング。
しかし、雨で3本すべてウエット。タイムは22秒台。次回走行までの目標は、足回りをある程度作って15秒台!
中古のテクマグ16インチをヤフオクで落札。悩んだ挙げ句、ゴールドにペイント。この時点でARカップはRクラス決定。
リア足回りパーツを製作。ショックは国産車のレース用を流用。自由長延長アダプター製作。スプリングは汎用直巻きを使えるようにアダプター製作。ネジ式車高調が使えるように。これでスプリング選び放題。1G位置、伸縮のストロークを熟考し、各部寸法を出して製作。
ワッツリンクのロッドはジュラルミン削り出しロッド製作しピロ化。調整可能に。
フロントは使いたい流用ショックの自由長が少し長いため、車高やストロークを考慮の上、上側ショックマウントを製作。
フェッタはいちいち普通と違うところがあって、ショック取り付け下部のマウントアダプターを製作。ついでにブッシュをやめてピロ化。営業終了後、時間がある時にちょっとずつ進めているので、時間がかかります。
オイルキャッチタンクとバッテリーホルダーを製作。バッテリーは超軽量なショーライバッテリーに。同時にバッテリー回りのケーブルも引き直し。
9月。外装もちょっとお色直し。33のレーシングチーム、グループAのお約束で識別カラー白マスクにペイント。StupidCrown田村君に出張で塗ってもらいました。いやがる田村君に無理矢理お願いして(笑)、外で野吹き! 奇跡的にゴミもほとんど付かず、美しい仕上がりに。
10月上旬。俺担当の作り物が終わったので、ガレージ33にバトンタッチ。海外から取り寄せたブッといトーションバーと強化スタビを組み付け。ノーマルトーションバーはバトンのように振り回せるが、強化品は凶器になりそうな重さ&太さ。何度も組み替えながら希望の車高にしてもらいました。塗ったホイールに新品Sタイヤも装着。さらにクラッチをツインプレート化。かなりフライホイールが軽量になり、エンジンレスポンスアップ!
カッティングステッカーも貼付けて、ちょっとレーシングっぽくなってきた?
10月末、こんな感じで筑波サーキット走行2回目。ライセンス取って筑波のファミリー走行です。この時の仕様は、エンジン、ミッション、ファイナルノーマル、LSD無し、キャブ&点火ノーマル、ツインプレートクラッチ、前後足回り変更、テクマグ16インチ&Sタイヤ。
ガレージ33渡辺社長と千葉工場長が毎回来てくれます。ワークス体制!? いつもありがとうございます〜!
30分2本走行、足回りセッティングを数度変更してかなりいい感じに! 足回りに関しては長年アルファでレースをやってきた渡辺社長のアドバイスが効きます!
次回走行まではあまり時間がないので、大したことはできませんが、サクっとできる作業を少し。助手席シートを軽いフシナに変更。そのためにシートレール製作。ワンタッチで前に倒せるような機構で製作しました。ただ、シートを跳ね上げるとヘッドレストがフロントガラスに当たってしまい、あまり跳ね上げられないので・・・
ヘッドレストの心棒をカット&溶接して低くして、ヘッドレスト自体はラズダズのリョウジ君に作り直してもらいました。カワイくてお気に入り!
11月。その他整備と、点火を123イグニッションのUSBタイプに変更、コイルを和光の閉磁タイプ、プラグコードをテイラーに。他は前回と同じ仕様にて、筑波走行3回目。レーシングスーツはMさんからのご提供、レーシングシューズは渡辺社長からのレンタル。皆様ありがとうございます! /5のnivaさんと偶然遭遇。
この日はコンディションは抜群でしたが、コースが混んでおりハイパーなマシンも多く、なかなかクリアラップが取れない状況。ベストはコンマ6秒短縮の1分15秒006。15秒切りたかった!
この日の走行動画の一部です。後半、スピン有り!
さて、次の走行はかなり先の予定なので、大掛かりなモディファイを営業終了後の空いた時間に少しずつ進めます。僕はバイク屋なんで、やっぱりFCR大好き! もう何台のバイクにFCRを付けたか数えきれません。取り付けノウハウ、セッティングノウハウもそれなりに蓄積しております。ですので、アルファにもFCRを付けてみたい! 街乗りだったらウェーバーが音も雰囲気も良く大好きですが、レーサーならFCRもアリなか? というわけでインマニ製作。
インマニ完成。キャブの選択、取り付け方法、配管、燃圧など、いろいろ熟考の上製作。
出来上がったら早く付けたい! 千葉君を呼び出して(笑)、取り付けを手伝ってもらいます。
こんな感じで取り付け完了! アルミファンネルにしたので、雰囲気もなかなか? 今までの経験からプリセッティング用にチョイスしたジェッティングでも、普通に始動してアイドリング。
アクセルはワイヤー引きになるので色々考えた挙げ句、アクセルペダルも一から製作。ペダルストローク、剛性、角度等熟考の上製作し、タッチ抜群!(写真はまだ足で踏むところは未完成)。ペダル軸はベアリング入り。これで走れるので、試しにちょっと乗ったら、速っ!!
そんなこんなで、去年の自動車部の活動でした。もうちょっと練習&マシンを詰めて、今年はレースに1回は出てみよう!
ルマン2のレストア進行中です。この車両は僕が10年以上前に乗っていた車両。その後前オーナーさんが6年ほど所有、所有後半は数年乗らずに屋外にシートカバーで保管。その間に各部のサビやヤレ等がかなり進行しておりました。いよいよ乗らないので当店に戻ってきまして、新オーナーさんが決定、レストアを進めております。写真はレストア前。
数ヶ月前から下準備を進め、いよいよ組み立て開始です。写真は全バラ後にブラストが終了したパーツ達。エンジンは各部OH済み。
エンジン腰下完成。クランクはメクラ蓋を外してオイルライン洗浄。大変きれいな状態でした。メタル、シール等消耗品は全て交換して組み立て。
ミッションケースもブラスト済み。各部点検しベアリング、シール類は交換してくみ上げます。ずらりとバッドに並んだパーツ達。これらが全て組み上がって一台のバイクが出来上がっていきます。
こちらもパウダーコーティング済みのスイングアーム。ベアリング類は新品にして組み立て。
組み上がったスイングアームをメインフレームに組み付け。ショックはオーリンズ。
ブラスト済みのファイナルケースにパーツ組み付け。各部点検、調整。
トップブリッジはハンドルポストを切削。上がノーマル、下が加工後。
ステムと加工したトップブリッジ、フォークアウターもパウダーコーティング済み。ハンドルはサビ落とし後にペイント。各部OHして組み付けOK。