April 26, 2006 001-レース活動 サーキット関係
69エンジン分解
佐藤社長の証言によると、どうやらシフトダウンでオーバーレブしてしまった模様。
もしそうだとしたら、バルブサージングでピストンにバルブがヒット、
圧縮がなくなったという予想のもとにエンジンを分解します。
やっぱり。
熱くなり過ぎですよ〜、
様子見でゆっくり走るって言ってたじゃないですか〜(笑)。
ピストンにバルブが当たった痕跡がクッキリ。
プッシュロッドも曲がってます。
曲がったバルブ。
こいつが曲がったおかげで、バルブが閉まらず、
圧縮がなくなったというわけです。
傘の部分もこんな感じでグニャリ。
一応シリンダーも外して中をチェックしていると、
クランクケース内に多量の破片が・・・。
なんだろうと思っていろいろチェック。
一応バルブリフターも外してみると、
リフター粉々。こんなになるんだ〜。
シフトダウン→オーバーレブ→サージング(バルブが追従しない)→ピストンとバルブがヒット→その衝撃でプッシュロッドが曲がりながらリフターを粉砕
というのが今回の原因。
加速中に回し過ぎてしまっても、サージングすればそれ以上回らないので気がつくのですが、
シフトダウンは無理矢理エンジンを回してしまうのでダメージが大きくなってしまうのです。
でもシリンダーとかピストンは大丈夫だし、
クランクが死亡、とかでもなかったので、まあまあ軽傷。
これなら部品入荷し次第、修理できますね〜。よかったよかった!