September 2, 2012 R100RS,2本サスカスタム
R100RSカスタム&レストア製作過程
H様ご依頼、R100RS2本サスモデルのカスタム&レストア、ダイジェストです。前回の投稿以来、様々な作業を進めております。まずはファイナル組み立て。キャストホイールからスポークへ変更するため、ファイナルもドラム用に変更です。ケースはブラスト、中身はOHして組み立て。
ファイナル完成して、リアホイールを組み付け。ショックはオーリンズをリセッティングして。
エンジン腰上も完成。腰上はOH、シリンダー&ヘッドはガンコートにてペイント。
フォークブーツ流用取り付けのためのカラーをジュラコン削り出しで製作。
ライトステーは/5用を流用。ステム周り、フォークも流用なのでライトステーを組むためのカラー等を製作。
2本サスRSの後期(1981〜83)はスタンドの構造がイマイチで、センターもサイドも弱いようです。写真のように純正は痛んでおりましたので、上のように鉄無垢からスタンド根元を削り出し。
純正スタンドの根元を切り取り、削り出した根元と合体。丸棒インロウにて強度も万全。
メーター裏のカップを削り出し。これを作るとチリトリ一杯の削り粉が出ます♪
アルマイトの完了したメーターパネルに、カップを取り付けて配線処理。
ハーネス処理。不要配線間引き、整理、新電装配線など。安全性と耐久性を最優先でできるだけ美しく。ビニールテープはほぼ使用せず。
バッテリーホルダー製作。マウントはフローティングになります。
これはイグナイターのステー。カスタムとは、こうしたちょっとした部品をコツコツと作って積み重ねていく作業なのですね。
こういうのとか。これはイグニッションキーのステー。一つずつ丁寧に、カッコよく。
FCR用アクセルワイヤー製作。これだけ通販して欲しいというお問い合わせがありますが、車両に合わせて1本1本ワンオフしておりますので、これのみの販売は不可です。インナー&アウターの材料のチョイス、タイコは輸入品、独自の製作方法など、これ一つとってもコダワリとノウハウがあります。
ブレーキホース製作。安全性と美しい取り回しのため、車両に合わせて製作。
オーナー様のご希望により、エキパイを左右独立に加工、サイレンサーは2種類をボルトオンで簡単に着せ替えできるように製作。
外装のペイント、シートも出来上がり、完成いたしました!
詳しくはこちらです(click!)。