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August 11, 2011 メンテ&修理&小カスタム

点火不良

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昨日の猛暑日、灼熱の環八渋滞にしっかりハマってしまったH様の2本サスR100RT。なぜかエンジンストール、再始動不可に。

オイルクーラー無しの2本サス、1000cc、フルカウル車の場合、猛暑日でひどい渋滞にハマってしまうと、まれにオーバーヒート症状が出ることがあります。大概、アイドリング不安定、吹かしてないと止まっちゃう、という症状が多いようです。しかし、始動不可になってしまうことは、いままでの経験上ありませんでした。

1979-80の2年間のみ、上の写真のように茶筒の中にポイントが入るタイプです。各部チェックすると、クランクを回してポイントが開いても、ポイントの配線は常にアースされたまま。どこかでショートしているようです。ポイントが開いた時にIGコイルの一次側がカットされることで火が飛ぶ構造ですから、これでは火が飛びません。原因を探すと・・・

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このポイントケースの絶縁プラスチックが熱で溶けて、端子がケースに接触、アースされてしまったのが原因です。これは、僕的には初めてです。あまりの灼熱渋滞が原因でしょうか。絶縁部と配線を改善して修理完了です。又、常にIGコイルに電圧がかかってしまいましたので、コイルが焼けてインピーダンスも不良に。IGコイルも交換して完治しました。

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