SEARCH


CATEGORIES

RECENT COMMENTS

| Main |

May 5, 2011 R100RSフルカスタム(Mi様)

BMWタンクのエアプレーン化

11-5-5-3.jpg
現在製作中、愛知県M様のR100RSフルカスタムです。タンクの加工を終了させてペイントに出します。ニュートンのキャップにてエアプレーン化です。

11-5-5-1.jpg
鋼材を切り出して旋盤にてフランジ製作。

11-5-5-4.jpg
秘技を用いてけがいて、正確に穴開け加工。

11-5-5-5.jpg
ネジ山を切ってフランジはOK。左は材料の鋼材。

11-5-5-6.jpg
テーパー加工したパイプをフランジ下に溶接。ガソリンがタップンタップンしてもキャップ裏にもろにガソリンがかからないため、漏れのリスクが減ると思われます。まあ、なくてもokです。キャップ取付けネジは止まり穴にすると、ネジ山からの漏れがありませんね。自己流なので、他のビルダーの皆さんもこんな感じで作ってるのかな?

11-5-5-7.jpg
純正のキャップネジ部と、オーバーフローパイプ兼ブリーザーを取り外します。タンク下のホース差し込み口の部分ももちろん塞ぎます。ここは純正ではロウ付けされてるので溶接時は下処理をちゃんとしましょう。

11-5-5-8.jpg
念入りに下処理をしてから、溶接です。

11-5-5-9.jpg
溶接はこんな感じです。フランジはできるだけ下げたいけど、取付け面のエッジ(角)が溶接で崩れるのは嫌なので、ギリギリの寸法、ギリギリの溶接をします。出来ちゃうと見えない部分の、勝手なこだわりです・・・。

11-5-5-10.jpg
エアプレーン化するとブリーザーを取付ける必要があります。まずはブリーザーホースの差し込みを削り出し。5φのホースを差し込むタケノコです。小さくて気を使います。

11-5-5-11.jpg
別に削り出したパーツと溶接にて組み合わせます。

11-5-5-12.jpg
裏側はこんな感じ。タンクに小さい穴をあけて、こいつを溶接にて取付けることで、ここに小さい一部屋ができます。小さなキャッチタンク効果を持たせることで、ここからガソリンがドバドバでちゃうことを防止できる、と考えての形状です。又、こうすればタンクバッグも安心して載せられますね。

11-5-5-13.jpg
で、完成です。キャップ一つ変更するにも、いろいろ手間と考えが必要ですね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ritmo-sereno.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3151

コメント

流石!!!
ここまで拘るとは!!!
勉強になります♪

ちゃんとやっておけば、カスタムでも末永く愛用できますからね〜。

RECENT ENTRIES

ARCHIVES