November 19, 2010 V7 Ambassador製作記(Ku様)
アンバサダーEng組み立て
Ku様アンバサダー、エンジン組み立てです。クランクやコンロッド、オイルポンプを組み付けたら、バルブタイミングの測定です。この時代のエンジンは、カムスプロケに合いマークがありませんので、バルタイ測定しクランクのギアを組み付ける必要があります。
オーバーホールしたヘッドの組み付け。エキゾーストバルブはステムが減っていたので新品です。ガイドは、OH前は片側のみステムシールが入っており、反対側は形がバラバラでした(アメメリ修理)。もちろん純正同様シール無しとし、全て製作し直してあります。
エンジン完成です。中身はノーマル仕様でオーバーホールしました。外観は光沢ブラスト済みで新車並みです。
お次はデスビのOH。この時代は車のようなデストリビューター、1ポイントでローターで左右気筒に振り分ける構造。ガバナースプリング、ポイント、コンデンサー、ローター、デスビキャップ全て新品に。
こちらも合いマーク等ありませんので、クランク角を測りながらケースに組み付ける必要があります。これでフレーム搭載前のエンジン組み立ては完了。