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July 22, 2006 メンテ&修理&小カスタム

かわいそう・・

久々にかわいそうなエンジンに遭遇。
半年くらい乗らず、久々に走り出したところストップし再始動しないというR100RSのご新規の修理ご依頼。
セルは回らず、プラグを抜いてセルを回しても回らず、
ギアを入れてリアタイヤを回そうとしても回らず・・。
こりゃ、焼き付きだ。

7-22-4

オイルゲージにはオイルが付かないので、
エンジンのドレンを外すと、
・・・・・。
これしかオイル出ません。

7-22-5

チーフ横田の手によりサクっとエンジンがばらされます。
焼き付きです。コンロッドもご覧の通り。普通コンロッドはコトンと下に下りますが、これは持ち上げたらそのまま動きません。ビッグエンドの焼き付き。

7-22-6

・・・・。
エンジン下部にはかなりのオイル漏れがあったので、
オイル漏れのまま放置→オイルがほとんどなくなる→そのまま半年後に始動→オイル切れで焼き付き。さらにピストンを見るとリングにサビも発生しているので、おそらく再始動時、かなり調子が悪かったと思われます。
このエンジンを再生するには、完全にバラしてクランクまでOHする必要があります。定期的なメンテナンスをしていて、さらに長期保管後にエンジンオイルを見てさえいれば、ここまで重傷にはならなかったでしょう・・。

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