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May 24, 2006 001-レース活動 サーキット関係

2台のセッティング

本日も朝4:30起床で筑波サーキットへ。
今日は、練習というよりも、FCRを装着したBMW R69Sと、
サーキット初走行のグッツィV50のセッティング出し&足回りチェック。

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それぞれ僕が1本づつ走行し、メカニック矢野と共にキャブセッティング。
キャブセッティングが出たところで攻めて(絶対転ばないペースで)、
足回りのチェックをしました。

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FCRのセッティングが出た69Sは、なかなかパワフルで、乗り込めばけっこうなタイムが出そうです。
前回のレース時に組んだフロントのオーリンズスプリングとダンピングのセッティングも決まっており、
空気圧を調整したところ1分20〜23秒くらいのタイムで走る限りチャタも出ずにかなりいい感じ。
1950年代のバイクなので車体剛性はそれなりに低く、車体をコジッたりシフトチェンジを乱暴にすると車体がよれて挙動が出てしまいますが、
素直にライディングすれば、かなりのポテンシャルを秘めていることが確認できました。
いいバイクに仕上がって来たな〜(自画自賛)。
このバイクでもしっかり走り込んでタイムアタックしたい気にさせてくれました。

5-24-3

お次はグッツィV50。
今日は69Sと僕のR90/6と計3台乗って、それぞれポジションが全く違うので最初戸惑いました。
が、キャブセッティングを合わせて数週し、慣れてきたころに少々アタック。
V50と69Sは、同じ縦置きツイン、同じ排気量、同じOHVにも関わらず、パワーフィールはかなり異なります。69Sの方は、フライホイール軽量化や点火系変更、ツインプラグ、ポート拡大研磨等のファインチューンをしており、さらにFCRのため、5000〜7000回転がパワーバンド。ここに入るとグンとパワーが盛り上がり、なかなかの速さを感じられます。
一方、V50はエンジンの中身は完全ノーマル。エンジンに関しての変更点は、吸排気とイグニッションコイルくらいです。重めのフライホイールと口径の小さなCRキャブにより、明確なパワーバンドはなく、フラットなトルクで8000回転までビューっと吹け上がります。これはこれで乗りやすい。
ハンドリングはグッツィならではのもので、コーナリング中のハンドルへの入力に対する車体の反応がけっこうシビア。フロントフォーク&ステム回りがノーマルのため、
フォークオフセットの大きさを感じる、グッツィ特有の個性です。
でも、だからといって乗りにくいわけではなく、
ハンドルをこじらずバンキングさせていけば素直なコーナリングが出来ます。
ただ、明確な向き変えを作りづらく、普通に乗るとダラーっとした旋回になりやすい。
現状なら、深いバンク角を生かした乗り方(BMWにないメリット!)が良さそうですが、
欲を言えば、フォークオフセットを減らし、フォーク自体もセッティング幅の広いものに変え、さらにリアの車高をもう少し上げたいところです。
そうすれば、筑波をアグレッシブに攻め込めるハンドリングになると思われます。
とはいえ、こちらも69Sと同じくらいのタイムがさらりと出てしまうので、
ポテンシャル自体はなかなかのもの。走り込めば現状でもけっこうタイム出そうです。
と、今日は自分のR90/6も含め3本走行。
それぞれ違うバイクを同一条件で乗り比べられたことは、なかなかの収穫となりました。
ちなみにMAX佐藤社長も2本走行。
FCRにも大満足されていた様子で、順調にタイムを伸ばしております〜。

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コメント

なんだか奥が深いですねー、参考になります。

自分にはまだB→安心、G→ハラハラ程度の違いしかわかりません。

もう少し筑波に慣れたらGUZZIでも走って見ようと思います。

土曜はファミリー組の走行予定ですが天気が少し心配ですが。

AmanoさんのGuzziは、それでもかなり良いですよね。

慣れれば相当速いはずです。

土曜、雨っぽいですね・・・。

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