June 13, 2005 011-車いじりの日記
alfa
今日は休みなので、アルファいじり。
うちにきた時はアイドリング不良、低回転の加速がスムーズでない、
水温計が動かない、アクセルの遊びが大きい、等の不具合が。
特に低速でスムーズに走らせるのは至難の技でした。
というわけで、ポイント調整、点火時期調整、キャブ同調&セッティング。
これで低回転はバッチリ。スムーズな走りがよみがえりました。
さらに以前BMWにつけていたMSDを装着。これが効果テキメン。
低回転で火花をマルチで飛ばすMSDは、
こういうでかいキャブ(45φウェーバー×2)が付いている車の場合、
始動性と、アクセル開け始めのツキが断然良くなります。
水温計はセンサーの接触不良。
室内の熱さは、おそらくヒーターバルブの故障で、
常にヒーターコアに温水が回ってしまっている様子。
これはパーツ手配して直さないと、夏は灼熱地獄です。
アクセルの遊びは、キャブへのリンケージのブッシュの一部がガタガタ。
これはカラーを製作して入れ替えなければなりません。
これを直さないとヒール&トゥが決まらないのです。
アルファはミッションのシンクロが弱いので、ブレーキングしながらのシフトダウンは、
ヒール&トゥとダブルクラッチを使い、回転をビタっと合わせてシフトチェンジすると、
ミッションの寿命を大幅に伸ばせます。
そのままシフトダウンすると「ゴクッ」と手応えを感じるシフトは、
回転を合わせると、なんの抵抗もなく「スッ」と吸い込まれます。
こういうコツを要するところが、「俺しか扱えない感」があって、旧車の醍醐味!
ちょっと気を遣いながら、でもエンジンには喝を入れてバンバン走ると、
現行車にも退けを取らない熱い走りを、こいつは堪能させてくれます。
イヤー最高に楽しい車です。熱いし疲れるけど。まあ、でかいおもちゃですね。