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July 14, 2010 R100GSカスタム

倒立フォーク取付け等

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U様R100GS、昨日OHした倒立フォークの取付けです。流用フォークにホイールはノーマルを組み合わせるので、カラー類を設計し削り出します。

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ノーマルディスクにブレンボ4potの組み合わせ。キャリパーサポートも作りました。写真のキャリパーは採寸用の仮で、実際は黒を取付ける予定です。

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Goodです! ヘッドライトも変更。これは55-60WのH4バルブが入っていますので、光量も心配ありません。ハンドル切れ角もバッチリOK。

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取付けるライト&ライトカウルに合わせて、メーターパネルを作ります。

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アルミ板の切り出しはコンターマシンという機械を使います。これは、木工で使う糸鋸(上下に動くやつ)と違って、輪っかになってるノコ歯が一定方向に回転して切断します。なので、メーターの入る穴をくりぬく場合、ノコ歯を一旦切断、開けておいた小さい穴に歯を通してから、切断した歯を溶接して輪っかになるようくっつけて、溶接部に段差ができないよう研磨して、切れないよう焼き鈍して、マシンにセットして穴をくりぬきます。まあ、金属加工やってる方はみなさんそれをやるわけですが・・。今回のパネルはメーターが3つですので、それを3回繰り返すわけでございます・・・。時間かかりますね。

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とういわけでパネル完成。こんな感じでどうでしょうか? あとは黒にアルマイトです。

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コメント

こんばんは コンター!w懐かしいですねぇ。
若造に鋸刃を継がせると
グゥーーン、グゥーーン、ガッ!バヤャーン(刃が切れる)
刃の接続(圧接)部の研ぎが悪かったり、歯(この場合刃じゃなくw)が上手くピッチ良く揃って無いと、途中材料に引っかかり=刃が折れるんですよねぇw
 でも慣れてくるとタイミング見計らって「スッ!」と材料を押す力を抜いたり出来るようになれば、引っかかることも無く無事切れる!!
 まぁ~中ぐりは 自在錐を使って手を抜いてましたがwww

御世話になります。
このように作業のながれを拝見させて頂けると待っている間も楽しいですねー。
いままでの画像を組み合わせていくと全体像がイメージすることが出来て興奮してきます。
いとも簡単にやっているようですが、ひとつひとつが手間のかかる大変な作業なんでしょうねー。恐縮です。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

コンタの解説が読める、46blogはすばらしいな!
昔々、フライスなんて操作できなかった頃にコンタで40mm厚のアルミ材からトップブリッジ作ったなぁ。
って、業者?が書き込みスミマセン。

クリニカルビーマーさま>>機械があっても、それを使いこなすことが大事ですよね。コンターを買う前は、切断はすべてベビーサンダー1個、大穴はドリルで一杯穴をあけてニッパでつないでました。それと比べると夢のようなラクさです。
usaさま>>一つ一つ、いろいろ考えながら製作するので、夢に出てきます(笑)。もうすぐ完成ですので、ぜひお楽しみに!
g33-chibaさま>>コンターと旋盤があれば簡単なトップブリッジも作れますねー。肉抜きはできないけど。40mm厚のトップブリッジって、厚!

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