November 21, 2005 プライベート&staff
異音の原因その2
ステムベアリング交換が終わったら、フォーク等を組む前にタイミングカバー内の作業を。
ハイカムを組込むために、点火系、発電系等をすべて分解し、開腹。
カムチェーンを外してカムを取り外します。
ここで、問題発見。
異音の原因は、以前ヘッド分解した時にロッカーアームベアリング破損を発見していたのですが、
もう一つの原因を発見。
写真のようにカムスプロケットとジャーナルのクリアランスが過大で、ガタガタ。
規定クリアランスの10倍ほど隙間があり、これではうるさくて当たり前。
しかも、圧入のはずなのに、手で押すとするりとスプロケが外れてしまいました。
ウッドラフキーに削ったような、こじったような人為的キズが入っているので、
以前なにかしらの理由でカムを外した時に、組み付け時圧入できずキーを削ったようです。
今回はハイカムを組むので、新品336カムと新品ウッドラフキー、中古程度良のスプロケを使って修理。
組み付けはプレスが必要です。
タイミングチェーンは、やったことある人はお分かりかと思いますが、
チェ−ンのジョイントを組むのはスゲーめんどくさいのです。普通にやると。
俺は秘密のテクで毎回一発、スルリと終わります。内緒。
タイミングカバー内を組み付けて、フロント周りを組み付けて本日は終了。
週明けに腰上を組んで、マフラー付けて終わりの予定です。